広告代理店に見る“宣伝”のプロセス

広告のお仕事はどのようなプロセスで行っていけばよいのかは、大手企業の宣伝部門や広告代理店の業務に学ぼうとおもいます。

 

まずは広告代理店の 部門と業務概要です。

 

・アカウント(営業)

プロデューサーのお仕事は、商品・サービスやターゲットの情報を理解したうえで広告のコンセプトをまとめあげます。企画案にもとづく、広告制作イメージ、媒体プラン、販促プランをもとにクライアントにプレゼンをして受注します。

広告制作物の確認、媒体プラン、販促プランを実施するうえでの調整を行います。

 

マーケティング(企画、調査)

広告企画の方向性を決めるうえで必要になるデータの調査・分析(マーケッター)、企画立案を行います(プランナー)。

エンゲージメントにつながる、驚き、感動、共感を調査して、企画にします。

実施後の広告効果の検証作業も行います。

 

・クリエイティブ(制作)

コピーライター、デザイナー、CMプランナーなどがビジュアル、CMなどのさまざまな広告物を制作し、アートディレクターがすべてをチエックして必要に応じて方向性を修正します。

企画したネタを実際の形にします。エンドユーザーに響くコトバ、表現を追求します。

 

・メディア(広報)

媒体プランに基づいて、テレビ、インタラクティブメディア、OOHなどの媒体枠を抑えて広告を出稿します。

メディアとの関係づくりを行い、広告を出したり、広報活動で無償で宣伝をしてもらったりします。形になった宣伝材料を「見せる」お仕事です。 

 

・プロモーション(販促、イベント)

外部と連携して必要な資材とスタッフを調達。イベントや店頭販促のプランおよびプロモーションメディア広告を出稿します。

 

 

 

 おわり。